【第39回ガチノリ】天命|逆押しサレンダー ~破滅に向かって~編

【第39回ガチノリ】天命|2014.12.29(月)

マイナ55Kだ。

そう、5万とんで5千円という大金を、私は、この日、失った・・・。


だが、自身の名誉のために言っておく。
「おのののか似のチャンネーの隣の台」とか言うテキトーな理由で台選びをし、命よりも重い金を便所紙のごとくジャブジャブと散財したわけではない。決して。

私とて、底辺の最末端とは言え一応はこの業界に身を置く者。少ない脳みそをフル回転させ、策を振り絞り、私なりに必死に立ち回った結果がこれなのだ。


悲喜交々、波乱万丈の一日を、自ら傷口に塩を塗る思いでこれから報告する。

恐らくガチノリに参加するのはこれが最初で最後となるであろうが、そんな私の泥臭い立ち回り、親愛なる一撃読者さんに是非ともご覧いただきたい。



「ガチノリ」
言わずと知れた一撃が誇るこの超人気企画。
嬉し恥ずかし今回初参加させていただくことと相成った、申し遅れました、やあマルサンです。

戦場は『龍龍NEXTAGE SENKAWA』

年の瀬も迫った12月26日(金)、今回ガチノリの戦場となる『龍龍NEXTAGE SENKAWA』が居を構えるメトロ有楽町「千川」駅に降り立った。

gn-141226-senkawa-marusan-3.jpg

このホールさんで一撃取材陣がガチノリを行うのは、前回(11月4日)以来だからおよそ二ヶ月ぶりだろうか。

しかもこの日は、同じ龍龍グループの『龍龍 SLOTCLUB EKODA』さん、それに『べラジオ東十条』さんでも同時に行っており、3店舗ガチノリ同時取材という如何にもお祭り好きな一撃らしい一年を締めくくるにふさわしい華々しさ。


そんな中で今回私にも参加要請の白羽の矢が立ったというわけだ。


龍龍千川店に突撃する私を除くメンバーはこの二人。
ご存知パチスロターミネーターレディのーめんと、このご時世にパチスロで家族を養うというイバラの道を選択した愛すべき大馬鹿野郎マザコンチキ男だ。

のーめんは監督業兼務なので、実質マザコンと私の二人でこのホールを攻略していくこととなる。

朝イチ~台選択

朝イチの並びはおよそ30人くらいか。

gn-141226-senkawa-marusan-4.jpg

本日は雲一つないテッカテカのピーカンとは言え、師走の忙しい折に多数の方が並んでくれた。

このホールさんが如何に普段からお客さんに信頼されているかの表れでもあるが、それ以外にも本日は面白い趣向が凝らしてあったのも理由の一つだろう。


gn-141226-senkawa-marusan-2.jpg
「打ちたい機種言ってみろや!」という潔いくらい直球すぎるタイトルからも一目瞭然のこの試み。

一撃サイト内で、ユーザーさんから当日龍龍千川店と江古田店で打ちたい機種をアンケートで募り、それをお店側に伝え"ラブ注入"してもらおうというこの企画の効果も多分にあったことは間違いない。


そして気になる千川店のアンケート結果はこんな感じ。
gn-141226-senkawa-marusan-1.jpg

朝の抽選の結果、マザコンは5番という絶好のスタート位置。よって、ヤツは当然ランキング1位のまどマギ狙い一択。

対する私は8番。
私の中では、(リスクを最大限回避するという目的も勿論あるが)本日は大好きなノーマルタイプで終日勝負と決めていた。

となると、4位のアイムジャグラーAPEXが妥当かと思えるが、機械割を考えるとAPEXではやや心許ない。

それに私は完全告知機は大好物だが、どちらかといえば後告知よりかは先告知派。

ということで、攻める機種は第8位の「キングハナハナ-30」。お前さんに決定だ。

寝起きは低血圧

入場と同時にB1Fの沖スロコーナーへ向かう。

全5台のシマにトップ入場だったので、前日閉店前の下見に御足労いただいたマザコン先生を呼び、出目のチェックを行うも全台変わり無し。そして、BETランプは全台消灯ときたもんだ。

gn-141226-senkawa-marusan-5.jpg
※朝イチBETランプ(上記黄枠内)全消灯でリセット濃厚

この時点で少なくとも全台リセットが施されたことが(ほぼ)確定した。

全台・・・というのが若干台選択の足を引っ張るが、それでも全台据え置き濃厚よりかは全然マシ。

そうこうしている内に他のお客さんも続々と沖スロコーナーにやって来たので、台選びにあまり躊躇している時間はない。前回来た時に角が強いイメージがあったので左角の席に腰をおろし、いよいよ涙の実戦スタートだ。

・・・違和感

千円札をサンドに挿入し、コインを借りる。
・・・この時、最初の違和感を感じた。

はて何だろう?とは思ったが、特に気にすることもなくコインを3枚投入しレバーオン。
・・・同じ違和感だ。でも・・・分からない。

頭がそっちの方にいっぱいでガックンチェックも忘れていたが、リールを3つ止めた時にようやく違和感の正体が判明した。


久しぶりなのだ。
私自身スロットを打つのが本ッ当に久しぶり。

いや勿論、メーカーさんのショールームとかで打つ機会は多々あったけど、言ってもあれはコインレス仕様機。

実際にコインを自ら投入し、プレイするというスロット本来の行為を行ったのは一体いつ以来となるのだろう?

12月に入ってからは、師走が持つ本来の意味を体感できるほど忙しくさせてもらっていたので、少なくとも一ヶ月以上振りなのは間違いない。


「そういう時は運が貯まっているからすぐ当たるよ」
先人達のありがたい教えが頭の中でリフレインする。

よくあるパターン

実戦データ:キングハナハナ-30
G数 挙動 備考
0 スタート
541 BIG 投資:13000円
229 BIG
25 REG
285 REG
163 ヤメ 追加:1000円

どうやら幻聴だったようだ。
初っ端からいきなり中ハマリを喰らい、初チカは投資13本の541G

無論、541G程度のハマリなどは設定1だろうが6だろうが一日打ってれば往々にして遭遇するレベル。

ただ、設定6の合算確率分母ハマった時点でまだ空いてる処女台に移動という選択肢もあったかもしれない。

ではなぜ移動しなかったのか?それは至極単純明快なアンサー。

ベル確が異常だったから。

最初の一万入れた時点で419G消化というブン回り具合で、確率は余裕の1/7.0ブッちぎり状態

正確な解析数値は不明だが、キンハナにはそれ程極端なベル確差はついていないというのが世間の通説ではある。

しかし、それでも(私の)設定6判別目安である1/7.1を遥かに凌駕とくれば、これは非常にやめづらい。

いや、やめづらいというか、この時点で"撤退"の2文字は私の頭の中に全くなかった。むしろこれからの千福万来の未来に期待し、ほくそ笑んでコイン貸出ボタンを押していたぐらいだ。

最初に引いたBIG中にいきなりスイカが2回も落ちたというのも、続行という選択に拍車をかけた要因の一つだ。


粘っていれば、いつか"ゾーン"がやってくる。そう己を信じレバーを叩き続けた。

妄人の戯言

ついでなので、この"ゾーン"について説明しておこう。

ハナハナには、「全くチカる気がしないゾーン」「チカりそうで怖くてレバーを叩けないゾーン」、主にこの2つのゾーンが存在する。

まあ内容は読んで字の如くなのだが、基本的に高設定といえど前者ゾーンがいつかはやってくるのは避けられないので、とにかく後者のゾーンに移行してくれるまで耐え忍ぶというのが、ハナハナを腰を据えて打つ際の重要なポイントとなる。

※上記のゾーン説明は、あくまでマルサンという少しばかり頭のおかしな中年の妄想立ち回り論です。ご了承ください。


話が少しばかり脱線してしまったが、なかなか「チカりそうで怖くてレバーを叩けないゾーン」に移行してくれないので、脱線ついでにもう少し語っておこう。


皆さんはそもそも完全告知機はお好きだろうか?

ここで"NO!"と答えた方にはここから先は全く必要ない話なので、どうぞ読み飛ばしてくれ。


対して、「ああ好きだ。前兆だけで数千円もふんだくられた挙句、『やっぱり当たってませんでしたぁ。ゴメンね♪』なんていうAT/ART機にはもうウンザリだ。俺は丁半博打のようなシンプルな台にこそ愉悦を感じるんだ!」という方。アナタにさらにお聞きしたい。

完全告知機でも、ハナハナのような先告知、もしくはピエロ系に代表される後告知どちらがお好みだろうか?

ちなみに私は、前述のとおり正直どちらも好物なのだが、どちらかと言えば先告知派だ。

よく後告知派の方が言われるのは、レバーオンで告知が入らなければ、その後のボタン停止動作が無駄、つまりほぼ毎ゲームいわゆる"捨てゲーム"が発生することが解せないらしい。

なるほど至極最もな意見だ。

実に仰るとおりなのだが、こんな意見もあるということを紹介しておこう。これはかの有名な業界人、元パチンコ必勝ガイド編集長 大崎一万発さんが語っていた言葉だ。

①コインを3枚投入⇒②レバーオン⇒③リールを止める。言わずもがなこれはごくフツーの遊技方法であり、これを沖スロに当てはめるからいけない。

①リールを止める⇒②コインを3枚投入⇒③レバーオン。このように"リールを止める"という行為を最初にし、レバーオンで一連の動作終了と考えればどうだろうか?これだと一切の捨てゲームは発生しない。」

この名言をいつ語っていたかは忘れてしまったが、当時の私はこの言葉に深い感銘を受け、目からウロコというか先告知機に対するモヤモヤ感が完全に目の前から払拭されたのを今でもハッキリと覚えている。



そんな日本昔ばなしを思い出しながら、黙々と回す。そして持ちコインで暫く粘っていたが、さすがに全飲まれしたところで第1回目の台移動のお時間がやってきた。

フラグが消えた・・・

総1243G回したところでベル確は1/6.65、BIG中のスイカは1/16と(サンプルこそ少ないが)相変わらずのキチガイレベル。

ただやはり、「チカりそうで怖くてレバーを叩けないゾーン」に突入しないのはキツイ。完全プライベートなら、まだ投資14本だし余裕で突っ込むラインなのだが今回はガチノリ。皆の財布でそれをやっちゃあいけない。

何より他にチカりまくりの本命っぽい台が現れたことだし、ここは勇気ある撤退だ。


ここで思い出して欲しい。「打ちたい機種言ってみろや!」ランキングで堂々3位にランクインしたものの、意味ありげに"???"で覆われていた機種を。

ホール内をグルッと一回りした後、3人で相談したところ「パチスロ化物語」がこの上なく怪しいという結論に至った。まだ時間はランチタイムだというのに座っているお客さんが皆景気よくドル箱を積んでいる光景から、そう想像するに難くない。

運良く一台空き台がある。履歴もまずまず。私自身この台のプレイ経験がほとんど無いという懸念材料はあるが、ここは移動の一手だろう。

実戦データ:パチスロ化物語
G数 挙動 備考
308 スタート
423 解呪ノ儀
427 倖時間 投資:4000円
契機:CZ解除
63 AT終了 獲得:154枚
28 解呪ノ儀
97 解呪ノ儀
179 倖時間 追加:4000円
契機:強チェ直撃?
58 AT終了 獲得:151枚
10 解呪ノ儀
209 解呪ノ儀
288 解呪ノ儀  
406 ヤメ 追加:10000円


CZにはよく入るが、それを全く活かせないダメダメっぷり。さすがにこれ以上は天井が見えてくるのでもう打てない。マイナ18Kでこの台とはオサラバ。

またもやホール内循環をし、今度はAタイプコーナーで足が止まった。
gn-141226-senkawa-marusan-6.jpg
ニューパル、クレア秘宝伝、ケロット3等々、果ては大漁Ⅱまで明らかに出ているのだ。とくにニューパルなんて、この時間帯で約3000枚オーバーという炸裂っぷり。

これは盲点だった。急ぎ僅かな空き台をチェックすると「みんなのジャグラー」にて総738GでBIG3回REG3回、合算1/123というお誂え向きの台が落ちていた。

総ゲーム数こそ少ないが、周りの状況を鑑みてもこれは打っていいレベルだろう。

実戦データ:みんなのジャグラー
G数 挙動 備考
258 スタート
269 BIG 投資:1000円
360 REG 追加:5000円
152 ヤメ 追加:2000円


開始11Gでペカった時は完ッ全に貰ったと思ったが、またしてもそれ以後が続かない。肝心のブドウも落ちてきたしこれ以上続ける意味はなかろう。


三度、ホール循環の旅に出る。
朝イチ自分のハナハナがその後どうなったか気になり、沖スロコーナーにやってきて我が目を疑う。

なんと先ほどのチカりまくり華満開の本命台が空いているのだ。あれから失速したのかと思いデータカウンタをポチポチすると、さにあらんや総2853GでBIG15回REG8回、合算1/124という思わず失禁しそうなお宝台。

もう投資は4万いっちゃってるが、全くノープロブレム。まだ時間も15時だし、コイツのポテンシャルなら十分取り返せる。

それにしても前任者はどうしてヤメたんだろう?どうしても見たいテレビ録画でも忘れていたのだろうか?

まどマギで粘っている相棒のマザコンに「オレ、コノダイト、シンジュースル」とだけ報告し、息を荒くブン回し始める。

実戦データ:キングハナハナ-30
G数 挙動 備考
252 スタート
400 REG 投資:4000円
287 BIG 追加:5000円
パネルフラッシュ発生
341 ヤメ 追加:1000円


なぜこうなるのか?
gn-141226-senkawa-marusan-7.jpg
今まで300ハマリがほとんどなかった台なのに、どうして立て続けに喰らうのか?
どうして私が打った途端、合算1/124⇒1/150まで急落するのか?

ノーマルタイプあるあるの典型的現象と言ってしまえばそれまでだが、何もこんな大事な日に起きなくてもいいだろう!なあ、おい!?

華がチカったところを撮りたいと後ろで暫くスタンバッてくれてたのーめんちゃんも、結局舌打ちしながら去っていったじゃないか!

これで総投資は5万。ハナハナでこういう仕打ちは慣れっこだけどさ、さすがに折れたよ。マイハートが。ポッキリと。

もう胃が痛くてコイン貸出ボタンを押すのが辛い。これがガチノリのプレッシャーってやつなのか・・・。
すがしょーやミゾレも表面こそ底抜けのバカを演じているけど、実際にはこんなプレッシャーと闘っていたんだろうな・・・。


最後になけなしの気力を振り絞り、「ねえねえ、お前さんどう考えても6でしょ、6。」的な化物語が空いていたので一縷の望みを賭けて打つ。

初当たりも良好、AT中も倍倍チャンスとやらにポンポン入ってそこそこ頑張ったのだが、やはりというか何というかその後CZで全く解除できず、結局はマイナ5Kでドボン。


ここで試合終了のホイッスルが心の中でけたたましく鳴ったので、本日の稼働ジ・エンドとさせて頂きます。

本当に腕を切り落としたい気分になったんだ!

本日の結果

収支
キングハナハナ-30 -14000円
パチスロ化物語 -18000円
みんなのジャグラー -8000円
キングハナハナ-30 -10000円
パチスロ化物語 -5000円
総収支 -55000円


総括してみよう。(化物語は割愛)

1台目 キングハナハナ-30
総ゲーム数 1243G
BIG 2回(1/621.5)
REG 2回(1/621.5)
合算 4回(1/310.75)
2台目 みんなのジャグラー
総ゲーム数 523G
BIG 1回(1/523.0)
REG 1回(1/523.0)
合算 2回(1/261.5)
3台目 キングハナハナ-30
総ゲーム数 776G
BIG 1回(1/776.0)
REG 1回(1/776.0)
合算 2回(1/388.0)

我ながらヒドイ引きだったと思う。

仮に今日打った台の全てが残念設定だったとしてもだ、軽くBIG7・8発、ザッと2000~2500枚は足りてないはずだから十分勝負はしていたと思うんだよ。

勝負事に"タラレバ"は禁句だけどさ今日ぐらいは言わせておくれよ・・・。

もちろん反省点はある。押し引きの判断が甘いと言われればその通りかもしれないし、朝イチの台選択もお祭り騒ぎだったAタイプコーナーに直行していれば、最終的に6000枚オーバーしていたニューパルは私のものだったかもしれない。



しかしな、それでも私なりに十分人事は尽くしたつもりだ。

それなのに来なかったんだ!
本当に待てど暮らせど結局姿を見せなかったんだよおおォォォォ!!!


"天命"ってヤツが!




ごく稀に呻きます。


(C)PIONEER

(C)KITA DENSHI

(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
(C)Sammy

この記事に関連するパチンコ・パチスロ機種

この記事に関連する記事

【一撃】タレントブログの最近の記事