スマパチ第一弾テスト導入レポート
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▲大一岩塚店
スマスロが今年の11月に導入されたのは記憶に新しい。注目度や新規性もあってか現在も好評稼働中である。
そんな中、パチンコの方はどうなのよ! スマパチはどんな感じなの? と、気になる方も多いだろう。
そんなあなたにぜひこのレポートを読んでいただきたい!
なんとこの度、パチンコメーカーである大一商会の直営店(大一岩塚店)にスマパチがテスト導入されたとの噂を聞きつけ、私たち一撃編集部員が調査しに行ってきたぞ!
そもそもスマパチとは何なのかご存じない方も多いと思う。
スマパチとは「スマートパチンコ」の略称で、玉をパチンコ機の内部で循環させることで、玉を直接触らずに遊技可能な次世代遊技機である。
スマパチの詳細な性能についてはこちらの記事で紹介しているので、おさらいの意味でも是非参照してみて欲しい。
【特集ページ】スマートパチンコ(スマパチ)とは?
それではさっそく名古屋市にある直営店へレッツゴー!
店舗に潜入取材!
▲店舗正面入り口
さあ店前に到着したぞ!
これが大一岩塚店さんの正面入り口だ!
しっかりと「Daiichi」のロゴで全体がコーティングされていることに趣きを感じる。
この重厚な扉の向こうに全国初のスマパチが設置されていると思うとワクワクが止まらないのはパチンカーの性であろうか……。
▲看板・POP
店内に入るといきなりスマパチに関する遊技説明動画が流れている液晶型の看板が設置されていた。
さらに、スマパチの島の前には看板やPOPを置くなどゴリ推ししていることが窺える。
そして今回、スマパチ第一弾としてテスト導入された機種は、「e神・天才バカボン~完熟SPEC~」だ!
これは以前全国的に導入された「P神・天才バカボン~神SPEC~」の甘デジスペックで、大当り確率1/77.7、初回RUSH突入率約77%の遊びやすい仕様となっている。
ちなみにスマパチの頭に付く「e」とは何ぞや、何の略なんだろうと気になる方も多いと思う。
「e」は「eco」を表しており、スマパチと呼ばれる前段階の時点では「eco遊技機」と呼ばれていたところから来ているのだ!
さらに豆知識だが、スマスロの「Lバキ」とかの「L」は、メダルLESSの「L」を指しているみたいだぞ!
お待ちかねのスマパチとご対面!
▲スマパチの島はお客さんや業界関係者で大賑わい
さあ、随分と前置きが長くなってしまったが、ようやくスマパチの島に突入!
遠目で見ても、スマパチの島は大盛況!
5台あるスマパチはしっかりと全台お客様で埋まり、話題のスマパチを一目見ようと後ろには多数の観戦者が見受けられた。
ひとえにユーザーのスマパチに対する期待感をひしひしと感じられる店内状況だった。
そしていざスマパチを近くで見てみると……。
▲スマパチ「e神・天才バカボン~完熟SPEC~」
おおー! なるほど、こんな感じなのね!
なんかパっと見はそんなに今までと変わらない感じもするなぁ。
でもよく見るといつも目にしている“あるもの”がないぞ……。
ま、いっか! とりあえず打つか! (笑)
パチンコ打つにはまずは玉貸!
パチンコ打つならまずは玉を借りないとね。
貸出ボタンっと♪
あれ……?
いつもの場所に貸出ボタンが無いッ!!
どこだどこだ……?
▲貸出・返却ボタン
発見!
なんと、左側の台間サンドの下部に貸出・返却ボタンが搭載されていた。
今まではパチンコ台に搭載されていたものだが、別ユニットとしてサンドの方に設置された模様。
こちらのボタンを押下することにより玉の貸出やカードの返却が可能だ。
設置場所が変わっただけで、ボタン自体は今まであったものと変わらないので安心だ。
ちなみに、この上には見慣れた再プレイボタンや紙幣を投入するサンドが存在するぞ。
さあ、私も貸出ボタンを押して遊技開始! と思ったのだが、玉が出てこない。もしかして無くなってしまったのか。
「俺の玉を返せえええええぇぇぇぇ!」
心の叫びがこだまする。
果たして私の玉はどこへ行ってしまったのであろうか。
その疑問は台の計数機に目を向けた瞬間に判明した。
▲遊技機に内蔵されている計数機
これだ! この数字! これがまさに私の持ち玉なのだ!
今まで通り玉が上皿に出ることは無い。そもそも上皿が無い。全てが計数機の数字で完結している。
出た玉を手で上皿に乗せる時代は終わるのだ! (それはそれで少し寂しいが……。)
これが進化を続けてきたパチンコの新しい姿なのだと実感した。
スマパチ遊技開始!
玉の貸出問題も終わり、ようやく打ち出し開始だ。
打ってみて思ったことは、玉を触れないこと以外は普通に打ち出せるし、今までと一緒だ。
演出面においても前のバカボンと変わらないので、違和感はゼロ。
しかし、初当りを取り、まさに出玉を獲得するというタイミングで強烈な違和感に襲われた。
「玉、出てこないやん!」
よく見ると下皿もないし、ドル箱もない。
当然、現在では一般的となっている自動計数機も存在しない。
台の下は空っぽ。何ならスマホなんかも置けちゃうスペースになっている。
出玉はどうなるんだ。と一瞬疑問に思ったが、これも先程と同様の解決に至った。
▲下皿のない遊技機下部・持ち玉計数機
全部計数機にカウントされて数字で持ち玉が表示されていたのだ。
幸運なことに連チャンを重ね、増える持ち玉の数字。
まさに今までの自動計数機がパチンコ台に搭載された感じであった。
従来機(P機)とスマパチ比較
一通りの遊技を終え、退店しようかと思って席を立つと、近くに従来機(P機)のバカボンも設置されていたので比較してみた。
▲従来機(P機)・スマパチ比較
如何だろうか。
比較してみた感じ、やはりスマパチの方は上皿・下皿が無いのが特徴的だと感じる。
従来機はしっかり玉貸のノズルや自動計数機が搭載されているのに対し、スマパチには無い。
同じパチンコ機でも、スマパチは従来機に比べると必要なユニットが少なくて済むという印象を受けた。
まさにエコだね♪ (笑)
今回のまとめ
スマパチは搭載されているユニットも従来に比べて少なくなり、見た目もまさにスマートとなった遊技機だった。
遊技手順自体はほぼ変わらないし、何なら前より操作性は簡単かつ便利になったと思う。
これなら全国的に正式導入されてもユーザーにすんなり受け入れられるのではないかと感じた。
今回のスマパチの特徴をまとめると、
上皿・下皿が無く、玉も全て台の方で管理・計数してくれるので、玉に一切触れることなく遊技が可能。
という結果となった。
私個人の意見としては、スマパチが流行ってパチンコ業界がもっと盛り上がって欲しいと思う。
そして、スマパチでしか出来ない新性能や操作性の簡単さから流行る可能性を十分に秘めていると感じたぞ!
さて、今回のスマパチ第一弾テスト導入に関する調査、如何だっただろうか。
スマパチをいち早く体感してみたい人は是非「大一岩塚店」へ足を運んでみることをオススメする。
スマパチ「e神・天才バカボン~完熟SPEC~」
設置期間:2022年12月22日~2023年1月16日(予定)
一撃では今後も随時スマパチの情報を更新予定なのでお見逃しなく!
『スマパチ』は 2023年春頃、全国導入開始予定!
取材/一撃編集部
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