【特集ページ】スマートパチンコ(スマパチ)とは?
目次
「スマートパチンコ」「スマートパチスロ」とは?
「次世代遊技機」の名称で、パチンコでは従来「封入式遊技機」と呼ばれていたもの。パチスロではいわゆる「メダルレス遊技機」のことを指す。
ユーザーがパチンコ球やメダルに一切触れることなく遊技することができるのが大きな特徴。
2022年3月24日に日本遊技機工業組合(日工組)および日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)よりホール団体に向けて発表されたもので、スマートパチスロ(スマスロ)は2022年11月、スマートパチンコ(スマパチ)は2023年1月のホール導入が目標とされている。
これらはもとより2017年頃から話し合いが進められていたもので、“遊技機の出玉などのさまざまな情報を一元的に管理する新規遊技機”として2018年から順次開発が進められていた。
「ユニバカサミフェス2018」でも既に参考展示されていた
スマート遊技機のメリットは?
感染症対策強化
従来までのように不特定多数のユーザーが球やメダルに直接触れることがなくなるため、衛生的な問題の解消に加えて感染症対策の強化にも繋がることが期待できる。
ホールの負担軽減
遊技球・遊技メダルがなくなることで、玉箱の上げ下げや計数作業の軽減に繋がる。パチスロの場合、コイン補給やホッパー関連のエラー対応を行う店員の業務負担が減ることが見込まれ、人員的な負担軽減に期待できる。
また球やメダルの“循環設備”が不要となるため、特に新規店舗ではイニシャルコスト(初期費用)の削減にも繋がる。
ユーザーにとっては、ホール側の負担が減る事でより出玉での還元や、細やかなサービスに期待できるだろう。
セキュリティ・依存症対策強化
「球やメダルの持ち込み」などの不正防止に繋がるのはもちろんのこと、封入式に近い形になることでスマパチではピアノ線ゴト・磁石ゴトといった行為のセキュリティ強化に繋がる。そしてスマスロではホッパー・セレクター関連のゴト撲滅にも期待できる。
またスマパチ・スマスロの出玉情報等は「遊技機情報センター」に送られ、一元的に管理される。これにより管理が容易となり、不自然なデータがあればすぐに対応できるほか、遊技機が型式どおりの性能であるかの確認も可能で、射幸性が過度に高まることを防止する役割も担う。
スペース確保!?
スマパチ・スマスロ共に、遊技機の横に「専用ユニット」が設置されることが決まっているが、特にパチスロにおいては従来の“サンド”よりスペースが削減され、より設置台数が増える可能性も!?
規制緩和への期待
これらの次世代遊技機を広く普及させるため、スマパチ・スマスロに限りそれぞれスペックの向上や出玉性能の緩和といった現行機種との差別化が見込まれる。(下記項目参照)
かつてこの業界では、ホールの経理透明化を目的としてCR機を広く普及させるため、確率変動(確変)機能の付加が許可されたという歴史がある。
今回、そして今後の規制緩和に関しても現実的なものと言って良いだろう。
デメリットも……!?
一方で当然デメリットや懸念点もある。
まず次世代遊技機自体の費用に加えて、専用のユニットを設置する必要があるため、その分コストがかかる。店舗によっては「シマの設備自体」を改装する必要も出てくるだろう。
また2024年には新紙幣への移行が予定されており、その際は確実に設備投資を強いられる。このタイミングまで、スマート遊技機への設備入れ替えを見送らざるを得ないホールが出てくることも予想される。
また半導体不足や、ウクライナ情勢などの影響による円安で部材調達コストがかさむことも懸念材料であろう。
「出玉感が出しにくい」といった懸念点もあるが、このあたりは既存のホールも各台計数機が一般的になりつつあるので問題は小さいと言えよう。
「スマートパチンコ」で変わること
大当り確率の上限が1/350に!
大当り確率が現行機の上限である1/320から、1/350に緩和されます。
既存の設置機種のスペックをみると初回の大当り確率は1/319がMAXとなっているので、1/349の機械が来年以降に登場するということですね。
現状、試験の方式に関する緩和は発表されていないので、出玉性能がアップするというよりは、更なるゲーム性の拡充が行われると捉えたほうがよさそうです。
項目 | 現行機 | スマパチ |
大当り確率の上限 | 1/320 | 1/350 |
C時短を利用した新機能 | 非搭載 | 搭載可 |
コンプリート 機能※ |
95000個 |
上限を上げることにより、確変やRUSHなどへの突入率がアップしたり、非突入時の時短回数の増加などが想像できますが、C時短を使用した新機能の搭載も発表されていることから、既存機種にはなかった新たなゲーム性にも期待が持てます。
※「コンプリート機能」とは
一定の出玉量に応じて打ち止め機能を発動させるもので、安全装置とも呼ばれる。パチンコで95,000発/パチスロでは19,000枚に達すると発動する。
これはいわゆる“自主規制”で、「万が一にも抜け道的な要素で高い射幸性と出玉性能を持つ機種が登場することが無い」という点を“自主的に”明確にすることで、認められた出玉性能内においてスペックや設計・出玉性能に幅を持たせたり、今後の緩和に繋げようというもの。
実際にこの出玉に到達する事はほぼ無いため、「リミッター」といったネガティブなものでは全くないことをおさえておきたい。
※本記事の内容は編集部の独自調査に基づくものです。情報の正確性を保証するものではありません
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