「e 聖戦士ダンバイン3 ZEROSONIC」試打レポート

試打レポート

今年7月の導入機種より登場しているLT3.0プラス対応機。LT機の条件変更(e機のみ)や時短の性能仕様変更など、これまでのパチンコ機では実現できなかったゲーム性の拡充を可能としている。
いざ、実機となり日々対峙しているとその取り入れ方は各メーカーで異なり、出玉性能に振り切ったものから、内部状態を多く持たせたものなど、“条件変更”と一括りにするには語りつくせない様々なゲーム性が登場している。
今回、本レポートでピックアップするのは10月6日(月)より導入が開始されるサミーの「e 聖戦士ダンバイン3 ZEROSONIC」。過去シリーズ機より指示されてきた“ならでは”のゲーム性にLT3.0プラスを搭載したことでどの要素がパワーアップしたかを、実戦結果を交えて紹介してく。

ラッキートリガーの突入契機

オーラボーナス
聖戦士RUSH
ファイナルバトル
残保留抽選

「NEO LIGHT MIDDLE」と銘打たれた本機の初当り確率は約1/199となっており、当選時のボーナスの種類でその後の展開が変化、一部ラッキートリガーへ直行となる振り分けが存在するが、基本は3R大当りとなり約50%で「聖戦士RUSH」への突入を告知する。

「聖戦士RUSH」はLT「HYPERダンバインRUSH」突入への前段階の状態で、継続率は約70%となっている。昨今の機種においては“突破型”や“下位RUSH”などと表現されがちで、ラッキートリガーへのハードルを高く感じてしまう仕様が多く散見されるが、本機においてはそのハードルがそこまで高くないことを言及しておく。
「聖戦士RUSH」の当選時の大当りは2Ror4Ror8Rで、振り分けの50%を占める8R大当りに当選できればLT「HYPERダンバインRUSH」への突入が濃厚となる上、ST30回終了後の残保留4個の抽選「ファイナルバトル」では、当選時の100%でLT「HYPERダンバインRUSH」への突入が濃厚となるのが特徴だ。
回数切りの抽選であれば残り回数が少なった際に、追い詰められた感覚に陥りがちであるが、ラストの残保留4個抽選にLT突入のチャンスが凝縮されていことは是非認識し、実戦に臨んでもらいたい。トータルの昇格率は約55%と聖戦士RUSH突入時の約1.8回に1回はLT「HYPERダンバインRUSH」へ繋がるのだから、ハードルをそこまで高く感じることはないだろう。

SPリーチ発展で大当りのチャンス!WバインSPなら!?

黒騎士バトル
チャンスモード「黒騎士バトル」
ダンバインSP
ダンバインSP「VS バーン・バニングス」
超南無三予告
「超南無三予告」発生で大チャンス
ビルバインSP
ビルバインSP「VS 黒騎士」

通常時はロングリーチやチャンスモード移行などを契機にSPリーチ発展を目指す。SPリーチはタイトル変化などのチャンスアップが絡めばいずれの対戦相手でも期待が持てる印象で、ダンバインSPは「VS バーン・バニングス」、ビルバインSPは「VS 黒騎士」が高信頼度となる。
今回は上記2種のリーチから当選に繋がるパターンが多かったが、進行中に上位の「WバインSP」に発展すれば大当り濃厚!更に図柄が7図柄に昇格すれば「聖戦士RUSH」突入も濃厚となる。

高い継続率はそのままに最大ランド比率がアップ!

ラッキートリガー
ハイパーダンバインラッシュ
7図柄揃い
最大ラウンド

今回の実戦では「聖戦士RUSH」に7回突入させることができ、内4回をLT「HYPERダンバインRUSH」へ繋げることができた。
突入後で気になるのはやはり出玉性能面となるが、継続率は約92%と過去シリーズ機と同等の高い継続率を誇り、好評の消化システム「ZEROSONIC」が織りなす高速消化で小気味の良いボーナス連打を体感することができた。更に今作では当選時の大当り振り分けが大きく進化を遂げており、最大ラウンド(8R)の割合が50%まで大幅にアップしているのが特徴だ。

LT「HYPERダンバインRUSH」はモード選択で様々な告知を楽しめる!

ラッシュ継続画面
モードは消化中も変更可能
保留力モード
「保留力モード」はオーラの数値に注目
告知力モード
「告知力モード」はパトランプが光れば!?
倍バインモード
「倍バインモード」は保留連の告知が変化!?

「HYPERダンバインRUSH」告知モードは4+1から選択が可能となっており、爽快感のある消化に更なるバリエーションをもたらしてくれる。
「保留力モード」と「告知力モード」は保留の形状が変化し固有の告知が発生する可能性があるが、設定時でもモードの告知に依存しない当りが何度か確認できたのでチャンスパターンが出現しなくても可能性は残るぞ。

10000個OVERは十分射程圏内!更なる高みを目指そう!

10000個OVER
リザルト画面
獲得画面
結果画面

4回突入したLT「HYPERダンバインRUSH」は計3回の10000個OVERを達成。
「継続率約92%×シリーズ最高の最大ランド比率」である性能を踏まえるとまだまだ伸びそうな勢いではあったが、これでもポテンシャルは発揮できたと思う。新機種で全体的なスペックを確認する際、一番にRUSHの出玉性能に目が行きがちだが、体感しやすいLT突入率も今回複数回の10000個OVERを達成できた大きな要因であり本機の魅力であると強く感じた。
シリーズのファンは勿論のこと、高継続率RUSHを手軽に楽しめて、更に纏まった出玉も獲得したい!なんて欲張りな打ち手にも、多くのニーズに応えるバランスの取れた仕様となっているので、是非近所のホールに導入された際は打ってみてほしい。
「e 聖戦士ダンバイン3 ZEROSONIC」はいよいよ10月6日(月)より、全国導入が開始!

スペック

大当たり確率・ST関連情報
大当たり確率(低確率時) 1/199.8
大当たり確率(高確率時) 1/29.1
ST突入率 50.1%
ST種別 ST回数 ST継続率
聖戦士RUSH 30回+残保留4個 70%※2
HYPERダンバイン
RUSH
66※1+残保留4個 92%※3

※1 10000回(実質次回まで)の振り分けあり
※2 継続率約70%は時短30回+残保留4個の引き戻し率
※3 継続率約92%は時短66回+残保留4個と時短10000回+残保留4個の引き戻し率の合算値

ラウンド数・払い出し個数・電サポ回数・賞球数
項目 数値
ラウンド 10R / 8R / 4R/ 3R/ 2R
ラウンド中
カウント
10カウント
大当たり出玉 10R 約1200個
(実獲得:約1100個)
8R 約1200個
(実獲得:約1120個)
4R 約600個
(実獲得:約560個)
3R 約360個
(実獲得:約330個)
2R 約300個
(実獲得:約280個)
時短・電サポ 0回 or 30回 or 66回 or 1000回
賞球数 1 & 2 & 4 & 12 & 15

※数値等自社調査

ダンバイン3 パチンコの大当たり時の出玉振り分け確率

通常時の大当たり時の出玉振り分け確率
ダンバイン3 パチンコの通常時大当たり時の出玉振り分け確率の円グラフ
聖戦士RUSH中の大当たり時の出玉振り分け確率
ダンバイン3 パチンコのラッシュ中大当たり時の出玉振り分け確率の円グラフ
HYPERダンバインRUSH中の大当たり時の出玉振り分け確率
ダンバイン3 パチンコのラッシュ中大当たり時の出玉振り分け確率の円グラフ

※数値等自社調査
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