【第45回ガチノリ】右手|逆押しサレンダー ~破滅に向かって~編

【第45回ガチノリ】右手|2015.01.31(土)

夢を、

見ているようだった・・・。



時間にすれば開店からお昼過ぎくらいまで・・・、2時間程度のホンの僅かな時間。

例によって一撃名物企画『ガチノリ』の突撃取材中、不肖私マルサンが見ていたそれは、確かに甘美な白昼夢だった・・・。

ヴェンジャンス

1月24日(土)、前回の汚名を晴らすべく再び『龍龍NEXTAGE SENKAWA』を訪れた私は、朝イチから少々面食らってしまった。

朝の抽選に参加した人数はザッと70名は超えていただろうか。
そう、明らかに前回来たときよりも並びが増えているのだ。

今のユーザーはバカがつくほど正直で、そして賢い。誰も好き好んで命よりも重いカネを失いたい者はいない。

「少しでも可能性のあるホールで打ちたい」
その切なる思い、そしてホールおよび「ガチノリ」に対する貪欲なまでの期待感が、結果としてこの行列という形となって現れたのだろう。

戦友

本日、私と行動を共にするのは"のーめん"と"しゅう"。この2人。

gn-150124-senkawa-marusan-gazou1.jpg

片や、100メートル先に落ちた音だけで硬貨の種類を聞き分けれる"パチスロターミネーターレディ"。
片や、匂いだけで札を嗅ぎ分けれる"現役のパチプロ"。

さらに立ち回るホールが都内に名高い『龍龍NEXTAGE SENKAWA』とくれば、これはもう道端に落ちているカネを拾うようなものだ。

「優良ホール、プレイヤースキル、早寝早起き」
パチスロで勝つためのファクター全てを兼ね備えている本日の我々に、死角はない。

お膳立ても良し

抽選の結果3番という絶好の番号を引いた私は、「北斗の拳 転生の章」へと直行した。

番号が悪ければ、前回サンバカーニバル騒ぎだったAタイプコーナーに腰を下ろし、ワンダモーニングショットでも啜りながらマッタリと勝負を開始するつもりだったが、さすがにこの番号でそれはないだろう。

龍龍グループはとにかく新台が強い。となれば、前日に復刻機種として"ジャギ"パネルが増台された北斗ジマは必然的に鉄火場とみて間違いあるまい。

おまけに一撃サイト内で募った『打ちたい機種言ってみろや!』アンケートでは、上位5機種を"???"で隠されてはいたが、この中に北斗が入っていることは明白だ。


考えることは皆同じなのだろう。朝イチ北斗は一瞬で埋まったが、3番という番号を活かし私は難なく狙い台をゲットできた。


1枚目の札をサンドに投入した後、打ち出す前に両手で顔面を張り気合を入れる。

前回は5万5千円という大敗を喫している。今日は負けられん。絶対に勝つ。"リヴェンジ"なんて生易しい気分じゃない。

これは復讐(Vengeance)だ。

そう、自分自身に言い聞かせプレイを開始した。

※闘神演舞確定時、終了時にG数/あべし数をリセット
※()内数字はあべし数

実戦データ:北斗の拳 転生の章
G数 挙動 備考
0 スタート
317 天破の刻 +180あべし
7G継続
334 天破の刻 +40あべし
7G継続
353 天破の刻 +85あべし
7G継続
372 天破の刻 +225あべし
7G継続
380
(873)
闘神演舞
7揃い
青オーラ
投資:14000円
AT2連終了 継続:80G
獲得:259枚
18 天破の刻 +60あべし
7G継続
39 天破の刻 +70あべし
7G継続
53 天破の刻 +150あべし
7G継続
92 天破の刻 +285あべし
14G継続
120 天破の刻 +60あべし
7G継続
134 天破の刻 +75あべし
7G継続
141
(789)
闘神演舞
7揃い
青オーラ
SPバトル 7連
AT4連終了 継続:176G
獲得:800枚

初当りは873あべし。そこそこ天破が連チャンしてくれたおかげでゲーム数にして380G、投資は14K程度で収まった。

まずは(ほぼ)通常Bであったことにホッと胸を撫で下ろす。ATが2連で終了したことなんざご愛嬌。十分想定の範囲内。まだまだこれからこれから。

ほらな、次は789あべしだよ。しかも伝承モードロング経由だから、ゲーム数はわずか141G。まさに計算どおり。しかもAT2連目の最中にいきなりSPバトルに突入しやがった。

願ったり叶ったりの展開で出玉約1000枚弱獲得。コインをドル箱に移すというガチノリに参加して初めての経験も味わった。


展開良し、台の挙動良し、モチベーション良し!
マジで今日はイケそうな気がする。

パチスロはメンタルが大きく展開を左右するスポーツだ。そう、ノッてる時は見えない力が勝手に働き、自然と何かを引き寄せてくる。


普段であれば、ヒゲを抜くばかりで闘いにすら発展しないウイグル獄長とのバトルが始まったかと思えば、何といつの間にかSPエピソードに突入してやがる。

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勿論そのまま勝利。しかも、AT確定画面突入時点ですでに緑オーラ。「おっ、これイケんじゃね!?」と思いながら回すこと数ゲーム、唐突にこんなのが出てきやがった。

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急ぎのーめんとしゅうを呼び記念撮影。ど真ん中に北斗図柄を揃え溜めに溜めて第3ボタンから親指をテイクオフすると、これが何とまあクリビツ仰天。

ケンちゃんがお身体から放ったのはレインボーオーラですよ、マチ子先生。

実戦データ:北斗の拳 転生の章【続き】
G数 挙動 備考
194
(230)
闘神演舞
北斗揃い
レインボーオーラ
SPバトル 4連
百裂乱舞 勝舞魂×8個
AT7連終了 継続:290G
獲得:1139枚

こうなってくると俄然北斗は楽しい。

のーめんちゃんに「北斗って楽しいね~。ウフフ、ローラだよ」なんて、普段なら絶対言わない軽口も思わず口をついて出る始末。


よくよく考えれば"あべしステム"ってネーミングセンス抜群だよなー。1000ハマっても、「"あべし"ならしょうがないか。」って思えるけど、これで単位が"ぽきゅん♡"だったら闘ってる気がしないし、それどころかもし"ベロンチョ"だったら「1000ベロンチョもハマリやがって、フザけんなテメー!」ってなるもんな。


こんな下らないことを考える気持ちの余裕も出てきたが、直後、この能天気な男に鉄槌が下ることになる。

宴の終焉

実戦データ:北斗の拳 転生の章【続き】
G数 挙動 備考
630 天破の刻 +110あべし
7G継続
644 天破の刻 +115あべし
7G継続
838 天破の刻 +85あべし
7G継続
1028
(1320)
闘神演舞
7揃い
黄オーラ
AT単発終了 継続:40G
獲得:159枚

次の当りは天井間際の1320あべし。天破の入りも急に悪くなり、ゲーム数にして1028Gハマった。しかも単発。

これにて持ちコインはほぼ壊滅状態

「まあ、北斗だからね。お約束っちゃあお約束の展開だね。」

表面上はいたって冷静にのーめんに状況報告をしたつもりだったが、かすかに震えていた声をおそらく彼女のヘルズイヤーは聞き逃さなかっただろう。

実戦データ:北斗の拳 転生の章【続き】
G数 挙動 備考
573
(642)
闘神演舞
7揃い
青オーラ
追加投資:16000円
AT2連終了 継続:80G
獲得:290枚


もちろん被害が最小限の内に勇気ある撤退も頭をよぎったが、明らかに他のシマより活気がある北斗コーナー。

高設定でもこんな展開はままある事。「もう一回くらいは様子を見ても全然構わないだろう。」と半ば自分を説き伏せるように回すこと、今度は642あべしで当選。

ティーチャーのーめんに確認をとったところ、このあべし数での解除は通常Bでしかも高設定期待度アップということが判明。

傍から見ればしてやったりの展開だろう。しかし今の私には寒気しかしない。

もうこの時は数時間前のルンルン気分などはとっくに消え失せ、それどころか前回ガチノリ時にも感じた何とも形容しがたい嫌ーな感覚に心を覆われていた。


しかし、兎にも角にも続けるしかあるまい。

現時点で投資は30Kほど。ホール状況を鑑みても、高設定と思しき台は軒並み他のお客さんが満面の笑みで爆出し中。

gn-150124-senkawa-marusan-gazou4.jpg
※某大手パチスロメーカー広報X氏も北斗で粘ってます

そう、この状況を跳ね返す可能性がある台は今私が打っているこの北斗しかあり得ないのだから。

続行の果てに

実戦データ:北斗の拳 転生の章【続き】
G数 挙動 備考
237 天破の刻 +50あべし
7G継続
333 天破の刻 +55あべし
7G継続
347 天破の刻 +55あべし
7G継続
368 天破の刻 +105あべし
7G継続
381 天破の刻 +105あべし
14G継続
396 天破の刻 +50あべし
7G継続
422 天破の刻 +200あべし
7G継続
438 天破の刻 +65あべし
7G継続
451 天破の刻 +120あべし
7G継続
582
(1451)
闘神演舞
7揃い
白オーラ
追加投資:9000円
AT4連終了 継続:160G
獲得:488枚
1 ヤメ 獲得:538枚

先の見えないトンネルに迷い込み、いつ終わるかも知れぬ投資地獄に陥った苦い経験は、スロッターならば一度や二度はあるだろう。

無論私も一度や二度のみならず、数え切れぬほどの死線をくぐり抜け悪夢を見てきた。故にパチスロメンタリティはそれなりに鍛えられていると自負はしているつもりだ。

だが、今私が肌に感じているのはスロ歴20数年に及ぶ私ですら今まで味わったことがない感覚。


何だろう・・・?サンドに札を突っ込む毎に、カミソリで心臓を薄く削られていくかの様なこの感覚は。

重いのだ。とにかくカネが重い。

「命より重い」とはまさに名言。利根川先生は実に上手いこと言う。

皆の財布を使ってのガチのノリ打ちは、本当にカネの重みがピンで立ち回っている時の数倍は違う。


1451あべしという、永遠とも思えたハマリを抜けた後、私の心の中は喪失感に支配され、これ以上サンドとフレンドリーに過ごす余裕は全く持ち合わせていなかった。

白旗

その後、私よりも調子の上がらないしゅうとともに数時間にも渡り"見"に徹していたが、やはり良い台は空かない。

逆転の機会を虎視眈々とうかがっていたが、夜8時となり、これ以降での現金投資は流石に時間的リスクが伴う。

3人で相談し最終的にそう判断したところで、誠に不本意ながらギブアップと相成った。

本日の結果

収支等
総投資 39000円
獲得枚数 538枚
回収 10500円
総収支 -28500円

これでガチノリ2連敗。

前回「最初で最後の出場」と言っていた舌の根も乾かぬ内に登場し、汚名挽回どころか、さらに負債を膨らますという恥の上塗りをやらかしてしまった今回のガチノリ。

読者様に「負けたヤツが能書きタレてんな、このタコ」と言われるのを百も承知の上で、敢えて今回の敗因を探ってみよう。

プレイ台は良かったと思う。終始カーニバル状態だった北斗ジマを選択したこと、台自体も高設定挙動だったこと、以上から立ち回りに関しては間違っちゃいなかったと思う。

さらに、SPバトル2回に北斗揃いレインボーという引くべき爆裂トリガーもしっかりと引いていた。

ところがギッチョンスイッチョン。その後がいけなかった。SPバトルは中途半端な連で終わり、北斗揃いレインボーも獲得わずか1000枚強という、なまじ期待が大きかっただけに飛距離不足もいいところ。

ここでしっかりと出玉を伸ばしていれば、後半、喉をカラッカラにしながら「カハーカハー」とかいう不気味な呼吸音を発しながら追加投資をすることもなかっただろう。

結局は己がヒキの未熟さゆえか・・・。

と、ここまで書いてきてハタと気が付く。

ああ、そうか。そういうことか。
またもや"引き弱"という便利な言葉を使い、敗因を煙に巻きつつ無難なところに落ち着かせ、彼女のいない寂しい中学生男子の深夜タイムのごとく自分で自分を慰めるのか。私という男は。



最近全く呻きません。


(C)武論尊・原哲夫/NPS 1983,
(C)NPS 2007 版権許諾証YGL‐126
(C)Sammy

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