稼動日記81 回胴回顧録「恐怖新聞~第二章~」編|禁断症状 ~実家の仏壇がスロット台に見えたので~

稼動日記81 回胴回顧録「恐怖新聞~第二章~」編|2015.06.16(火)

人間、突然目の前で理解出来ない現象が発生してしまうと、思わず脳細胞がフリーズしてしまうものです。

ほら、交通事故とか遭う時も、こっちに向かって車が迫ってるって分かってても足がピタッって動かなくなるでしょ? 実はそういう感覚を、僕はホールで経験したことがあるのです。

そんな稀有な体験をさせてくれたのが「恐怖新聞~第二章~」って台なんですよね。

まあ第二章って言ってる時点で前作があったんだなあってことは分かるでしょうけども、初代の方は実は一切触ったことはありません。

ちょうど初代が稼動していた時期、慎ましやかにもほどがある真人間としての日々を送っていましたから。

そんであるとき、久しぶりにホールに戻ってきたと思ったら、つのだじろう先生の代表作がパチスロになってるじゃありませんか。

そんで喜び勇んで座ったのが本機だったというわけ。

この「恐怖新聞~第二章~」は、かのアリストクラートの台なんです。

4号機時代からアリストにはお世話になってるんで、久々にちょっとレトロっぽい筐体と再会した時はワクワクしました。

そんなワクワクも、10分後には困惑に変わってしまいましたが。


つのだワールド炸裂! 思考停止促進演出

このマシンは2010年にホールデビューした、当時としてはオーソドックスな低純増ART搭載型で、まあ演出がいちいち意味不明なんですよね。

打ったことがあるぞって人なら分かってもらえると思うのですが、普通さ、大抵のパチスロって初見でも連続演出とか始まると、どうすればボーナス確定って流れになるかが分かるじゃないですか?

「新鬼武者」ならロベルトが魔空石破壊すればボーナスってこたぁ初打ちでも分かるし、「青ドン」なら富士山花火完成でボーナスになることは、考えるまでもなく当たり前のこと。

どっこいコイツはそうはいかない。

やたら薄幸な鬼形君ってのが居るんですけど、彼が結構友達だけは多いのです。

そんで女の子とサイクリングとか行く演出あるんだけど、この時に後ろから暴走トラックが迫ってくると。

初めてこの演出見てたら、普通にトラック避けて、なんとか目的地に着いて「綺麗なところだね!」ってすげえ笑顔になってたから、「やった、当たった」って思ってベットしたら、何故か通常画面。


【新聞は政治、経済、社会情勢を知るためにもっとも手軽な媒体である】

その瞬間、結構色々なこと考えました。

多分僕は、その時完全に動き止まってたと思う。

リアルでフリーズしたのはあれが初めてです。

その後もね、三途の川を渡る寸前に何とか逃げ出すことが出来たと思ったら通常画面。

悪夢にうなされて、もはやここまでかって時に家族が様子を見てくれて安堵したら通常画面。

もうこの台、ボーナスとかARTとか搭載していない、ただただ延々鬼形君の日常を追うだけとか、そういう従来のパチスロ観とか考慮してないマシンなんじゃないかって思っちゃったよね。

まあそんな馬鹿なことはなくってね、本当は鬼形君が死ねばボーナス確定なんですよ。

なんじゃそりゃってずっこけました。

この時、初当たりまでに諭吉さん3人死んでたし。

しかもボーナス確定画面になったら、告知絵柄の端っこに鬼形君が必死になって掴まってて、ボーナス揃えるまで延々「助けてくれ~」って言ってるし。

「こっちの台詞じゃ」って思いました。


語り尽くせぬ本機の魅力! ボーナスの楽しみ方

本機のボーナスは、大除霊ボーナス除霊ボーナスに分かれています。

通常のビッグに当たるのが大除霊。

双方ともに消化中にカットイン発生でナビストックのチャンス。

このカットイン発生時にボーナス絵柄が揃えば、晴れてART突入が確定するんです。

ちなみに白7大除霊よりも、赤7大除霊の方がナビストックの期待度が高かったんですよね。

まあ白7でも1/29だから全然ストックしやすいけど。


【熱烈なXファンの男女】

こういう数字を見てしまうと、最近のARTなんてケチケチしてますよね。

ビッグ中に1/200ぐらいの確率でART突入とかあるし、そのARTもほとんど単発だし。

あ、それと赤7除霊中は1/80でフリーズが発生するのですが、これ引くとART確定で、しかも無限。

美味しいですよねえ。

まあなかなか引かないんだけど、引いた後は安心してトイレ行けますよ。

やっぱりね、ARTの性能は大したもんじゃなくても、長続きしたりポンポン入ると有難いんですよ。

ほんと、そういう台が大好きなんだけど、如何せん流行らないんですよねえ。

とか言って一度高純増マシンで美味しい思いしたら、「はぁ? 恐怖新聞? 知らねえよ」って思っちゃいましたけども。


誰もが気になっていた鬼形君のその後! 配達タイム

鬼形君はね、悪霊に魅入られてしまって、そのせいで散々危険な目に遭う主人公なんですけども、原作では一時期彼に取り憑いてた悪霊がちょっとだけ鬼形君に感情移入しちゃうシーンがあるんです。

それだけじゃなくって、鬼形君を狙う別の悪霊から彼を守ったりもしてね。

漫画を読んでるうちに「あれ? ひょっとして鬼形君これ、最終回死なないんじゃない?」とか思うようになったわけです。

でもつのだ先生そういうとこ冷徹ですからね。

もう読者を突き放すような真似を何度も繰り返して今の地位を確立したってところもあるから、やっぱり最後はその悪霊に殺されちゃうんです。

で、その後彼は亡霊になって、これまで自分が散々恐れて怯えてた恐怖新聞の配達を請け負うようになるんです。

「恐怖新聞~第二章~」では、ARTを配達タイムと題して、これまで謎に包まれていた、死後の彼の仕事を打ち手が見ることが出来るんですよ。

ファン垂涎ですね。

もっとも新聞が入ったバッグを提げて街中を駆け足で移動してるだけなんだけども。


【アメリカの新聞が日本のものに比べて、はるかに高タンパクであることはよく知られているところだ】

ああ、そうそう! 無限配達タイムへの契機はボーナス中のフリーズだけじゃないんです。

ART準備中は、液晶下部に8つの蝋燭が登場するんだけど、ART突入リプレイに当選するまでの間に小役入賞するとこれが1本ずつ消えていくんです。

そんで全ての蝋燭を消すことが出来たらば、無限配達タイム突入確定。

まあ、滅多やたらに成功するもんじゃなかったですけどね。

配達タイムは1セット30ゲームの純増枚数1.1枚。

微増もいいとこだけど、ART中にボーナスを絡めると思いの外ナビストックしてそれなりに続くことが多かったような記憶があります。

天井は1200ゲーム。

規定ゲーム数消化後は、これまた無限配達タイムが発動することになります。

ここでもしも準備中に蝋燭全て消したら、経験上無限配達タイムがストックされました。

まあそれでもいいとこ1000枚ほどしか獲得出来なかったんですけどね。

配達タイム中は、鬼形君と生前親交の深かったクラスメイトや先生なんかが登場して、彼の噂話なんかをするんだけど、何かこれがいい感じにリアルで陰鬱で、雰囲気出てました。

きっと現実でも中学生とか高校生が夏休み明けに同級生が不登校とか行方不明になったら、同じような話するんだろうなって思えるような台詞目白押し。


おわりに

う~ん、やっぱり自分の好きだった機種についてのコラムは、ゴタゴタと長口上になってしまいがちですね。

長々と小冊子にも書いてるような情報をいまさら書いてしまい、本当にごめんなさい(ごめんなさいとは思っていない)。

そういや、ぼちぼち怪談の季節ですね。

僕は怖い話があんまり好きじゃないので、特番の恐怖番組とかうっかりザッピングしないように気をつけたいです。

ではまた。



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カラオケの十八番はストロベリー・フラワーの「あいのうた」です。



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