「マルハン」インターンシップに潜入してみた。byのーめん


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あれは11月初旬のことだったか。

発端は社長から私・のーめんに送られてきたLINEだった。

曰く、「ちょっと学生さんのフリして、マルハンさんのインターンに潜ってきてください」、だ。

慌てて引っ張り出したリクルートスーツは太腿部分が少々キツくなっていたりおなか周りのサイズ感が変わった気がしたが、一番気がかりだったのは「まわりに歳がバレないか」ということだったりするのだから意外に私も暢気なものである。

かくして取材当日は「周りの学生と一緒に、就活を控える学生として参加する」というルールが定められたのである。

なお、あくまで潜入取材のため当日の写真は撮ることができなかった。

絵でも描こうかと思ったが、冒頭の棒人間で精いっぱいという画伯っぷりを発揮したため、本記事が文字だけとなってしまうことをご勘弁願いたい。

当日の流れ


当日の詳しい流れや内容はローさんの記事(取材人視点、当日の内容がわかりやすい)も同時に上がっているので、そちらも参照していただければと思う。

事前打ち合わせ


当日は社長、ローさん、そして一撃を運営しているもう一つの会社の敏腕営業マン"カベさん"と共にマルハンさんの本社へと足を運んだ。

ちなみにカベさんはおおらかで最近ちょっとおなかの出てきた笑顔の素敵なオッサンである。

東京駅八重洲南口から徒歩で数分。

私ですら耳にしたことのある企業が名を連ねるオフィスビルの一角にマルハンさんの本社はあった。

エレベーターで28階へ上がると、ガラス張りのエントランスが目に入る。

本来であれば学生としてここで待機するのだろうが、流石に何の打ち合わせもなく潜るのも酷だろうと、マルハンの人事担当・新城(あらしろ)さん、そしてマルハン石和店マネージャー・哘(さそう)さんと顔合わせとなった。

小一時間ほど当日の流れの説明を受けた後、私はいよいよ単独で学生として待合室へと向かった。

さっきまでテーブルを囲んでいた哘さんに連れられ、さも今来たかのような体で学生に混ざる私。

4人掛けのテーブルがいくつかあり、すべての席に誰かしら座っていた。

1人で座っていた男子学生がいたので、その向かい側に「よろしいですか」と声をかけ、着席する。

自分が就活の時を思い出して緊張してくる。

日当たりのいい、ガラス張りの空間は少々気温が高めで、対面の学生さんは片手にハンカチを持っていた。

ここで、私は自分の役目を思いだし、学生に話しかけることを決意。

現場の生の声を収集するのもまた使命だ。

中身と言えば他愛もない話。

スロット、パチンコユーザーなのか、他にどんな業界を志望しているのか、学年は、などなど。

自分が就活生だった時のことを思い返しながら会話をしていく。

彼に関していうと、とりあえず興味をもったので覗きに来た、ということだった。

私はどうなのかと聞かれて、咄嗟にここで「公務員試験を受けようかと迷っている」などと答えたのだが、そこはうまくごまかせたらしい。

「いろいろありますよね」と返されたのでほっとした。

いざ会場となる部屋へ


待合室には多くの学生がいたが、当日は私が潜るインターンシップではない別のインターンシップも行われていた為、何割かはそちらに流れたようだった。

別のプログラムは「おもてなし研究所」といい、接客を学ぶのがメインのインターンシップとなっているようだ。

そちらには女性の参加者も見られた。

私が潜るプログラムに参加していた学生は全員が男子学生だった。

参加学生は2つの班に分けられることになり、一方には"外部の取材者"という断りを入れて我らが社長がそこに飛び入りで加わって1班となった。

私は社長がいないもう一方の班の一因となり、そこにはマネージャーの哘さんが加わった。

この班でおよそ3時間、グループワーク等をすることになったのだった。

プログラム


参加したプログラムは全3回からなる2番目の回だった。

題して「パチンコ研究所」



マルハンという企業がホール経営をするにあたって有利な点、経営者の視点のさわりを説明したあと、スロットの設定配分シミュレートを行った。

ぶっちゃけた話、マルハンさんがどれくらい大きい企業だとか、どのようにして発展してきたかとか、そういう大事な話も「設定配分シミュレート」という単語ですべて吹き飛ぶわけである。

機械割、IN枚数(セーフ)、OUT枚数等を考慮し、どのように店全体の出玉率を目標数値に近づけるのかを実際に計算しながら学んでいくシミュレーションだ。

スロッターなら、店の設定配分は気になって仕方がない事柄ではないだろうか。

正直打ち手としての本心は「設定6入れてよ!」だ。

しかし、ホールが利益を確保しつつ高設定を入れるのがどれくらい大変なのかを考えることはあまりない。

それをホール側の立場になって、実際にシミュレートするわけである。

例として扱ったのは北斗の拳 転生の章

当日は「店の出玉率100%を目指し」シミュレートを行った。

想定される稼働数が無かったり、逆に稼働し過ぎたりと、店側がコントロールできない要素に翻弄される様子は、本物とはいかないまでもスロットの設定配分を考えるいい体験ができたのではないかと思う。

設定6がほとんど稼働してくれなかったりだとか、その横の設定1が終日フル稼働とか、そういうことも当然起こるわけである。

普段店の状況を"読む"側、もっというと設定を"探す"側にしか立つことはない人間の方が大半であり、もちろん私もそうだ。

ホールとして利益を出しつつ、高設定を入れることがどれくらい難しいことなのかを改めて考えさせられるいい機会になった。

また、同卓だったのが哘さん(店舗のマネージャー)ということもあり、雑談が可能な場面では「実際のところパチンコの釘調整ってどうやっているの?」や「ぶっちゃけ設定は入れているの?」といったユーザーとして聞きたいことを質問もぶつけてみたりした。

どのような回答があったかについては、実際に参加した人の特権ということでここでは触れないでおくとしよう。

もしこれをお読みになっている貴方が学生であれば、インターンに参加してはいかがだろうか。

もしかすると今回のように店舗役職者等と直接話ができる機会を得られるかもしれない。


プログラム終了のあとは1班や2班の隔てなく、さらには取材陣のローさんやカベさんも含めて全員で円になり、自由質問タイムとなった。

私も前から気になって仕方がなかったことがひとつあったので、素知らぬ顔して質問してみた。

世間では所謂(いわゆる)"ブラック企業"と思われがちなパチンコ業界だが、休暇や待遇はどうなのか、という質問である。

恐る恐るしたこの問いに、答えてくれたのは哘さん。

月に何日休暇があって、実際にどれくらい残業した等、具体的な数字が返ってきたのである。
意外にも"ホワイト"な答えだったのが印象的だった。

その他学生さんからは、業界の今後の展望や見通し、アルバイトスタッフへ教育方法など、直球であったり様々な質問が投げかけられた。

哘さんや新城さんがそれに丁寧に答えており、私も潜入取材ということを忘れて聞き入ってしまった。

インターンシップはそのあとアンケートの記入や次回インターン第3回の案内を以て終了となった。
予定が合えば希望者は懇親会に移動するという。

打ち合わせでは最後まで私の正体を明かさない予定だったのだが、道中でいろいろと設定に無理が出てきて怪しい人物感が出てきてしまったため、社長と裏で一瞬打ち合わせをし「一撃というサイトでライターをやってるのーめんです!本日はすみません!」と打ち明けることになった点については反省すべき点だった。

学生Kさんからは「なんかおかしいと思ったんですよw」というコメントをいただいた。
どうやら、初めから不審ではあったらしい。

ちなみに次回も参加する予定なので、もし私の姿を見かけても正体については黙っていてくださいとお願いすると同時に、学生という設定をはじめ様々な嘘をついたことについてお詫びをしたのだった。

次回予告


今回私が潜入したインターンシップは、「パチンコ研究所」という名称だ。

全3回の続き物で、今回は2回目。

一応1回目から参加することが条件ではあるようだが、第3回からのエントリーも受け付けているとのこと。

気になる第3回目の内容は、パチンコ店の経営を学ぶためのマルハンオリジナルのゲーム

ちらりと盗み見たところでは、大掛かりな人生ゲームのセットように見えたが、どうだろうか。

店舗の役職者が実際に体験するというそのゲームを、実際に体験しながらより本格的にホール経営者の視点を学べる本格仕様らしい。

参加した人が口を揃えて「もう一回!もう一回やらせて!」と言うらしいその経営シミュレーションゲーム。

パチンコ業界で働くつもりが無い人にとっても実はこの経営ゲームは有効なんだとか。

というのも、"経営者の視点を持つ"ことはどの業界で働くにも重要なスキルだからだそうだ。
確かにその通りである。

「ぶっちゃけマルハンに就職するつもりはないけれど、お金もかからないしちょっと興味がわいたから覗いてみる」のも(ほんとはよくないのだろうけど)いいのではないかと思う。

なお、本インターンは学生向けに開催されており、現在のところ社会人は参加することができない。

学生の方に限定されてしまうが、興味を持った方は下のバナーからインターンシップの詳細ページに飛べるので、覗かれたし。

次回からはさらに内容が増えて、

【限定開催】争うより遊ぼう!!--1day企画--

というのに変わったそうですよ!

   クリック!!
    ↓↓↓

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なお、マルハンインターンシップはなんば(大阪)でも予定されている。

直近では下記のとおりとなっているが、詳しくは詳細ページを確認してほしい。

■新1回目の開催予定
東京:12月27日・1月8日
大阪:12月26日・1月5日



正直なところ、就活は苦い思い出が大半なので今回の取材はできればお断りしたかったというのが、参加前の私の本音だった。
社長命令とあっては仕方がない、それくらい消極的な参加だった。

だが、いざ会場についてみるとどんどん楽しんでいく自分がいたし、能動的に参加しようという姿勢に自然と切り替わるものだ。

なにより、少なからずスロットやパチンコユーザーであれば興味のあることが盛りだくさんなのである。

私も学生の頃就活が面倒であまり積極的に動かず、今となっては後悔している部分がある。

今これを読んでくれている学生の方に響くかどうかわからないが、就活は動けるうちに動いた方がいい。

そのとっかかりとして、例えばこのインターンシップはちょうどいいのではなかろうか。


(了)



本レポートは、潜入員・のーめんがお送りいたしました。



当日の記者視点の記事はこちらから

業界に興味のある学生必見!! ㈱マルハンインターンシップレポートpart1


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